福岡のガーベラは、福岡県とJAグループ福岡が自信をもっておすすめする福岡の美しい特選切り花です。
福岡県は静岡県に次いで全国第2位のガーベラ産地で、温暖な県南部の広川町や大刀洗町、大川市などを中心に栽培され全国各地に出荷しています。福岡のガーベラは、花そのものの美しさ、花持ちの良さはもちろん、色や品種のバリエーションの豊かさが魅力です。
福岡のガーベラはすべて温度管理がしっかりできるハウス育ち。日本の夏の蒸し暑さと冬の寒さが苦手なガーベラを、年間を通じて途切れなく、多品種生産・出荷するために、生産農家はきめ細かな栽培管理を心掛けています。また、出荷時の厳格な検査や丁寧なパッキング、冷蔵車での輸送など、ガーベラを美しく元気なまま届けるための体制を整えています。
長い茎の先に開いた愛らしい丸い花。福岡のガーベラは八重咲き、一重咲き、小輪から大輪まで、実にカラフルで品種が豊富です。色や品種の選び方とアレンジ次第で可憐さ、優雅さ、やさしさ、気品など、さまざまな表情を演出できますので、お祝いやお見舞いに、集いの会場にと、いろんな用途に使える花です。
ガーベラは、贈り物用のブーケやアレンジメントだけでなく、リビングや窓辺で気軽に楽しむのにもぴったり。同じ種類を数本シンプルに飾るもよし、何種類か取り合わせて彩りを楽しむもよし、ほかの花や葉ものと一緒に生ければ、ぱっと華やかさが増します。
ガーベラを生ける時の注意点は?
まず、買ってきたらすぐに新鮮な水の中で茎を斜めに切り、水揚げをします。ハサミではなくナイフを使う方が、茎をつぶすことがないのでおすすめです。
花瓶の水は、深水だと茎の傷む範囲が大きいので、3センチ程度の浅めに。雑菌の繁殖を防ぐため、水は毎日新鮮なものと取り替えましょう。暑い季節は氷水を使ってみてください。
ガーベラを長く楽しむには?
ガーベラは気温の急変に弱いので、できるだけ温度変化の少ない場所に飾りましょう。特に冷暖房の吹き出し口付近は避けることです。
また、ガーベラの茎は長いので、こまめに少しずつ水切りすると首の垂れ防止にもなり、春・秋は2週間ほど、冬場は1カ月近く楽しめます。短くなったら花だけ切って水に浮かべてみるのも素敵です。
ガーベラの首が垂れてしまったら?
ガーベラの首が垂れるのは、水を吸い上げる力が弱ってきたサインです。水切りすると元気にはなりますが、茎は元のようにまっすぐになりませんので、花から茎全体を新聞紙でくるんで水揚げします。
急ぐ場合でも湯揚げはしないでください。急に水が揚がると花びらが反ってしまうからです。
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